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2023年9月20日

自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」について

自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」について

奈良県障害者総合支援センターは、令和4年7月より国土交通省の自動車事故被害者支援体制等整備事業「社会復帰促進事業」のモデル事業を実施しています。

 

◇「社会復帰促進事業」の支援イメージ

 

◆ネットワーク構築支援

 自動車事故による外傷の治療が終了し退院後に地域へ帰る方の中には、脳の損傷により高次脳機能障害を発症することがあります。地域に帰りご家族や職場の方が発症前のご本人の行動・言動と”違った印象”を持ち異変に気付き、市町村等に相談に行くことで高次脳機能障害を疑われるケースが多くあります。このような方に対して、早期の”発見”、”診断”を経て訓練に繋げ、よりよい地域生活をおくるため、医療機関に訪問等を行い、高次脳機能障害の啓発をして福祉的支援に繋げる取り組みを行います。

◆自立訓練提供支援

 高次脳機能障害は個別性の高い障害とされ、個々の症状は異なります。訓練の内容も様々でより効果的な訓練提供を行う為、利用開始前には心理士による検査を実施します。それらの結果等を考慮して個別の訓練プログラムを作成し訓練の提供を行います。入所より通所、通所より地域生活へ、より早く移行させる事が最大の訓練効果に繋がります。それらを目標に掲げて支援に取り組みます。

◆地域連携支援

 高次脳機能障害は、まだまだ認知度の低い障害です。地域でも高次脳機能障害を聞いた事が無いという声も多く聞かれます。そこで自立訓練センターでは大きく2つの目的をもって本事業を行います。一つ目は、訓練終了後に移行する生活環境において、スムースに地域生活が営めるよう関係者及び関係機関に対しての情報提供を行いスムースな地域移行に努めます。二つ目は、高次脳機能障害の理解者を増やす取り組みです。市町村や事業所への訪問を始め、リーフレットの配布や研修会等を開催して、高次脳機能障害を地域に浸透させて理解者を増やす取り組みを行います。

 

 

 

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